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2018/02/11 19:26

4C (ダイヤモンド)
4C(フォーシー、よんシー、英語: four Cs)とは、
カットされた宝飾用ダイヤモンドの品質を評価する国際基準である。
色(カラー color)、透明度(クラリティ clarity)、重さ(カラット carat)、
研磨(カット cut)の4点から評価し、それぞれの頭文字から4Cと略す。

概要
米国宝石学会(GIA:ジェモロジカル・インスティテュート・オブ・アメリカ)が制定。
ダイヤモンドを評価する国際基準として定着している。 
ダイヤモンドの「鑑定書」には、この4Cが記載される。 
色(カラー)
マスターストーン(基準石)を基に判定される。無色に近いほど高い評価がされる。逆に、イエローがかっているものほど評価が下がる。ただし、色味の濃いイエローダイヤモンドに関してはこればかりではなく、その他ピンクやブルーのカラーダイヤモンドもあり、それらの色が無色以上に高く評価される場合もある。最高はD、以下E、F、G…Zまでの23段階。以下は色の目安。
DEF:無色透明
GHIJ:ほぼ無色
KLM:かすかな黄色
N-R:非常に薄い黄色
S-Z:薄い黄色


透明度(クラリティ)
傷やインクルージョン(内包物)の大きさ・位置・数によって判定される。
最高は「FL(Flawless)10倍に拡大しても内部・外部ともに内包物が見つけられない」、以下
「IF(Internally Flawless)」
「VVS(Very Very Slightly)1」
「VVS(Very Very Slightly)2」
「VS(Very Slightly)1」
「VS(Very Slightly)2」
「SI(Slightly Included)1」
「SI(Slightly Included)2」
「I(Imperfection)1」
「I(Imperfection)2」
「I(Imperfection)3」まで、
全部で11段階。
IF:外部には微細なキズが見られるが内部には10倍に拡大しても内包物を見つけられない
VVS:10倍の拡大では、内包物の発見が非常に困難
VS:10倍の拡大では、内包物の発見が困難
SI:10倍の拡大では内包物の発見が比較的容易だが、肉眼では困難
I:内包物が肉眼で容易に発見できる


重さ(カラット)
石の重量。1ctは0.2g。通常は小数点第2位までないし第3位までで表記する。
研磨(カット)
唯一人の手が評価される要素。ラウンドブリリアントカットの場合にのみ、カットに対する評価がなされる。プロポーション(形)とフィニッシュ(仕上げ)が評価の対象。総合評価は、「EXCELLENT(EX)」を最高位に、以下
「VERY GOOD(VG)」
「GOOD(G)」
「FAIR(F)」
「POOR(P)」までの5段階でなされる。

参考文献
H.チュランダー著・日本宝石学協会訳『ダイヤモンドのグレード鑑別書―キズのグレードについて』
日本宝石学協会
中央宝石研究所HP
『4C (ダイヤモンド)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
「:en:Diamond cut」も参照
 2015年7月22日 (水) 06:06 (日本時間)現在での最新版を取得。
  

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